編集プロダクション　制作実績　物語社

Home

＞

制作実績６＞上部消化管内視鏡診断アトラス

上部消化管内視鏡診断アトラス

発行：医学書院
種類：書籍
価格：5,400円（税別）

　例えば胃などの消化管の中に何か腫瘍などができたとします。しかし、その昔は胃の中を見ることができなかたっため、どの病気なのかはわからず、死んだあとに解剖してみて初めて、腫瘍が原因だったとわかることになります。

　それがＸ線が発見され、その後、胃カメラ、内視鏡などが開発されることで、生きていながらにしてそれらの「画像」を見ることで、消化管の中をある程度知ることができるようになりました。そして、数多く見ていくことで類型化し、「この形でこのぼやけ方なら○○っていう病気だよね」とわかるようになってきました。そのため、典型的な例であれば診断をすることは可能になってきました。

　しかし、病気の中にはめったに遭遇することない珍しいものもあります。その場合、典型的な例とは異なるため、それがどの病気なのかの診断は極めて難しくなります。そこで生まれたのがこの本です。

　珍しい症例を数多く紹介することで、若い医師や経験の少ない医師でも、「あ、こういう画像は○○という病気なのか」とわかることができます。

　ちなみに、この書籍では画像のきれいさにこだわり、非常に鮮明な画像を取り入れており、そのわかりすさはグンを抜いていると思います。

　咽喉頭・食道疾患、胃・十二指腸疾患の「上部消化管」、小腸や大腸疾患などの「下部消化管」の２冊となっています。
　弊社ではその２冊の原稿整理から校了までを手がけました。